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なぜジブリタイトルが日本で配信されないのか

テレビのキャラクター

令和2年にして、久々に大きなニュースが飛び込んできました。

 

それは、”Netflix”でのスタジオジブリ21作品の配信開始です。

 

尚、日本と北米は除かれる模様。

 

北米では、HBO Maxという配信サービスが放映権を握っているため、そこで配信されるそうです。

では、なぜ日本では配信されないのか

 

 

 

Netflixでジブリ配信開始!

 

 

このツイートには、Netflixにスタジオジブリの21作品を独占的に放映するよーと書かれています。

また、そのツイートに連続して、配信スケジュールが載っていました。

それによると。

 

【2020年2月1日】
・『天空の城ラピュタ』
・『となりのトトロ』
・『魔女の宅急便』
・『おもひでぽろぽろ』
・『紅の豚』
・『海がきこえる』
・『ゲド戦記』

【2020年3月1日】
・『風の谷のナウシカ』
・『もののけ姫』
・『ホーホケキョ となりの山田くん』
・『千と千尋の神隠し』
・『猫の恩返し』
・『借りぐらしのアリエッティ』
・『かぐや姫の物語』

【2020年4月1日】(ジョークではないです)
・『平成狸合戦ぽんぽこ』
・『耳をすませば』
・『ハウルの動く城』
・『崖の上のポニョ』
・『コクリコ坂から』
・『風立ちぬ』
・『思い出のマーニー』

 

となっており、北米と日本を除いたNetflixが展開するすべての国で独占配信するようです。

 

北米では?

北米では、HBO Max というワーナーメディア発の配信サービスが今春から始まります。

 

そのHBO Max は、ファミリー系の番組に力を入れており、ジブリの放映権を獲得したのもその一環だと思われます。

 

ちなみに、セサミストリートなど日本人でも知っているような米国の人気子供向け番組も、HBO Maxをホームプラットフォームとして配信されることが決定しています。

 

 

 

日本で配信されない理由

まず、スタジオジブリ作品を配信するには、日本での放映権が必要です。

 

日本での放映権を握っているのは基本的に日本テレビです。

 

実際皆さんも日本テレビ系列の局で金曜ロードショーで放映されるジブリ作品を見た方も多いのではないでしょうか。

 

この日本テレビがNetflixに普通なら放映権を売ったりして、配信がスタートするのが普通なのですが、ココ日本は完全ジブリのお膝下で、ジブリは金曜ロードショーの中でも確実に高視聴率を稼げる番組です。

 

ただでさえ、テレビの視聴率低下が激しい中、これ以上下げたくないというのが実情でしょう。

 

そういうことを考えた時に、ジブリの放映権をNetflixに売るという事は考えにくいという事になります。

 

だから、日本人の皆さんは夏の金曜ロードショーのジブリ特集まで待て!!ってことですね

 

 

まあ、日本でジブリを見るなら、テレビを待つか、借りるかですね。

TSUTAYAとかならちょっと金払えばオンラインで借りれたりするしね。

【TSUTAYA TV / TSUTAYA DISCAS】

 

 

じゃあHuluではどうなのか

Huluの日本事業は日本テレビの子会社がもっているので、実質日本テレビの配信サービスといっても過言ではない。

頭の良い人なら、ではHuluでなら可能性があるのではないか?と思うだろう。

 

しかし、上でも書いた通り、日本テレビはまず視聴率が欲しいのである。

 

100%の確率で視聴率を取れるジブリ作品をHuluで出すというのは、その時ばかりは確かにいっぱいお金も入っていいのかもしれないが、長期的にみると、視聴者を刈り取っていることに他ならない。

 

それを考えると、結局ジブリ作品の配信というのは考えにくいんじゃないかなぁ?と思う。

 

 

 

 

 

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