最年少特任教授としてエリート街道まっしぐらだった元東京大学特任教授の大澤昇平さん。
彼は差別的発言によって懲戒解雇をされたのだが、彼の懲戒解雇は最年少懲戒解雇だったのか。調べてみました。
大澤昇平とは
福島県いわき市出身
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福島工業高等専門学校卒業
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筑波大学修士課程修了
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東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻松尾豊研究室博士課程修了
学位は工学博士
その後、株式会社daisy操業
2019年 東京大学特任准教授着任
著書にAI救国論などがある
大澤昇平はなぜ炎上した?
問題はこのツイートにあった”弊社Daisyでは中国人は採用しません”というツイート
これが特定国籍の方々に対するヘイト発言とネットで拡散され大炎上
また、これ以降も”中国人はパフォーマンスが低いので営利企業じゃつかえないっすね”などと言ったヘイト発言を繰り返し、火に油を注ぐ形でさらに炎上した。
また、これを受けて株式会社Daisyの出資元リミックスポイントは声明を発表。
また、マネックス証券は大澤昇平は特任准教授に対する出資を停止
東京大学の情報学環・学際情報学府は学環、学府長名義で声明発表した。その内容はの要約は以下である。
「学環・学府特任准教授の不適切な書き込みに関する見解」と題した文書を発表。大澤特任准教授のツイートを「不適切」とした上「学環・学府構成員から、こうした書き込みがなされたことをたいへん遺憾に思い、またそれにより不快に感じられた皆様に深くお詫び申し上げます」
大澤昇平特任准教授の差別発言 情報学環が異例の声明 | 東大新聞オンライン
また、11月28日付で事実認定を行う調査委員会の設置も発表された。
その後、東京大学の大澤昇平特任准教授は以下の声明を受けて懲戒解雇を受けた。
内容の要約は以下である。
大澤昇平特任准教授への国籍又は民族を理由とする差別的な投稿を行った他複数の事実が認定され、それが東大の就業規則に抵触するとして懲戒処分を受けたという事。
認定された事実
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- 国籍又は民族を理由とする差別的な投稿
- 情報学環に設置されたアジア情報社会コースが反日勢力に支配されているかのような印象を与え、社会的評価を低下させる投稿
- 東洋文化研究所が特定の国の支配下にあるかのような印象を与え、社会的評価を低下させる投稿
- 元東大特任教授を根拠なく誹謗・中傷する投稿
- 情報学環に所属する教員への人格権を侵害する投稿
これによって大澤昇平特任准教授は懲戒解雇されたわけだが、これにより一部SNSであることが話題となっている。
それは、大澤元特任教授は東大史上最年少懲戒解雇なのではないかという事である。
それについても調べてみました。
大澤昇平元准教授は史上最年少懲戒解雇なのか?
大澤昇平元准教授の生年月日は1987年12月26日で2020年1月15日付で懲戒解雇をされたのでその年齢は32年0ヶ月20日である。
今回調査に使用したものは、東京大学のプレスリリースである。
ココのプレスリリースの欄において懲戒解雇のプレスリリースを調べたところ、懲戒解雇に関する公表は発見できなかった
しかし、30代技術職員に対する諭旨解雇の公表は見つかった。
諭旨解雇とは、使用者と労働者が話し合って解雇処分をするという懲戒解雇の次に重いとされる懲戒処分です。
諭旨解雇とは―どれくらい重い処分なのか? - 『日本の人事部』
その技術職員に対する懲戒処分の理由は、麻薬使用をそそのかす書き込みをしそれが麻薬特例法に抵触し、罰金刑を受けたことである。
まとめ
東京大学のプレスリリースで公表されている範囲で大澤昇平元特任准教授より若い懲戒解雇や懲戒処分に関する。公表は見つからなかった。
しかし、もっと昔に20代で懲戒処分を受けている職員もいないとは限らないので、最年少懲戒解雇とは言えないだろうが、可能性は高いといえる。
私の力が及ばず申し訳ありません。
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